半国守護職(読み)はんこくしゅごしき

世界大百科事典(旧版)内の半国守護職の言及

【和泉国】より

…乱後の行賞で守護には伊勢守護仁木義員が転封されたが,仁木氏の在職も長続きせず,1407年には義満の寵童奥御賀丸が守護となった。しかし義満が翌年5月に没すると御賀丸も没落し,同年8月には当国は二分され,細川頼長,同基之の両名にそれぞれ半国守護職が与えられた。幕府は,明徳の乱,応永の乱でいずれも前守護が守護所堺を拠点として幕府に背いた点にかんがみ,堺の町を1名の守護に独占させる危険を回避するため,和泉一国全体のあらゆる地域で,つねに2名の守護正員が遵行(じゆんぎよう)を担当し,守護所堺も両半国守護が居館を構えるという特殊な複数守護制を敷いた。…

※「半国守護職」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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