世界大百科事典(旧版)内の協奏ソナタ形式の言及
【協奏曲】より
…しかし協奏曲には独奏楽器とオーケストラが存在するから,まずオーケストラが主題を提示したのち,独奏がそれを反復するという形になった。これを二重提示部といい,このような協奏曲特有のソナタ形式を特に協奏ソナタ形式と呼ぶことがある。モーツァルトにはピアノ,バイオリン,フルート,クラリネットなど多くの協奏曲があるが,《戴冠式》(K537。…
※「協奏ソナタ形式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」