世界大百科事典(旧版)内の南ウェールズ炭田の言及
【ウェールズ】より
…それ以外の山地部は羊,肉牛の粗放的放牧地帯となっている。ウェールズは鉱産資源に恵まれ,ことに13世紀から採掘されていた南ウェールズ炭田は,産業革命以後,大規模に開発され,無煙炭の輸出やカーディフ,ニューポートなどの製鉄業の立地をみた。しかし近年では,南西部のミルフォード・ヘーブンに原油基地が,スウォンジーや内陸部に軽工業の工業団地がそれぞれ建設され,南ウェールズ工業地帯の性格は変化しつつある。…
※「南ウェールズ炭田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」