南京小僧(読み)なんきんこぞう

世界大百科事典(旧版)内の南京小僧の言及

【飛島】より

…明治以降は交通手段の変化に伴い中継港の機能は失われたが,昭和初期から港湾の整備も進み,日本海沿岸のイカ,タラ漁などの基地となった。北海漁場への出稼ぎが盛んとなった明治中ごろからは,出稼ぎさせるための南京小僧と呼ばれるもらい子制度がみられた。酒田港から定期船の便があり,春から秋にかけて磯釣りなどの観光客でにぎわう。…

※「南京小僧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android