…なお,雑劇の最盛期は作者が北方出身者によって占められていた前期にあり,およそ1300年ごろが一つのピークに達した時期と目されるが,後期には中心地が南方へ移ってゆき,同時に作者も南方人によって占められるようになって,しだいに模倣的な作品が目だつようになり,生新ではつらつとした精神が薄れて,かつてのたくましく生き生きとした描写力を失ってしまうのである。雑劇
[文人による才子佳人劇]
14世紀中ごろより,ようやく従来の面目を一新し活力を得てきたのが,宋以来南方の地に行われていた〈南戯〉(〈戯文〉ともいい,のちには〈伝奇〉といった)であった。元末・明初のころには,高明によって名作《琵琶記》が書かれ,ほぼ同時期には《荆釵(けいさ)記》《白兎(はくと)記》《幽閨記》《殺狗記》のいわゆる〈四大作〉が出て,にわかに脚光を浴びるようになり,雑劇にかわって主座の地位をしめるにいたった。…
…これら語り物の組歌形式は,芝居の方でも採用された。宋朝の南方で形成された戯曲〈南戯〉,元朝(13~14世紀)の〈元曲〉(〈雑劇〉の〈劇曲〉と歌曲の〈散曲〉),明朝(14~17世紀)の〈崑曲〉から,〈高腔〉系の祖型で同じく明朝の〈弋陽腔(よくようこう)〉まで,いずれも組歌形式の聯曲体に属す。この聯曲体も,〈南戯〉より南方で用いられた南曲の5音音階によるものと,元曲など北曲の7音音階を主とするものがある。…
※「南戯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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