南方タイ諸語(読み)なんぽうたいしょご

世界大百科事典(旧版)内の南方タイ諸語の言及

【タイ諸語】より

…地理的に,(1)南群(タイ語,北タイ語,ラオ語など),(2)西群(ミャンマー北東部のシャン語,クーン語,中国雲南省西部のルー語,インド・アッサムのカムティー語,死語となったアホム語など),(3)東群(ベトナム北部の黒タイ語,白タイ語,中越国境のトー語,ヌン語など),(4)北群(中国広西チワン族自治区のチワン語,貴州省のプイ語,海南島のリー語など)に分ける。言語的には(1)(2)(3)を南方タイ諸語,(4)を北方タイ諸語とするが,両者の区別は後者には破裂音系列に有気音がない点である。また(1)ではタイ祖語の有声破裂音が無声有気化したのに対し,(2)(3)では無声無気化している。…

※「南方タイ諸語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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