世界大百科事典(旧版)内の南朝方の言及
【南北朝内乱】より
… その経過は,両党の勢力の浮沈に則して,ほぼ次の3期に分けられる。まず,南朝方が独力で足利方に抗しながら,しだいに勢力低下を招いた,およそ1348年(正平3∥貞和4)までの第1期。足利方の紛争が表面化し,南朝方が足利直義・直冬(尊氏の実子で,直義の養子)党と結んで,かなり勢力を挽回した,およそ67年(正平22∥貞治6)までの第2期。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」