世界大百科事典(旧版)内の南河の言及
【プロキオン】より
…古代エジプトでは,ナイル川のはんらんを告げるおおいぬ座のシリウスに先立って昇ることから重要視された。中国では,ふたご座2星の〈北河〉に対比し,β星およびもう一つの微光星の三つを結び〈南河〉と呼んだ。和名は,島根地方の〈いろじろ〉がある。…
【大運河】より
…呉では都の建康(江蘇省南京市)から太湖へ破崗瀆(はこうとく)を通じて,蘇州方面と連絡するようにした。これが隋代の江南河のもとである。その後,東晋の桓温,宋の劉裕の北伐のときには,淮河,泗水を経て済水(清水)をさかのぼって黄河に入り洛陽に達した。…
※「南河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」