南監本(読み)なんかんぼん

世界大百科事典(旧版)内の南監本の言及

【南京】より

…これらの工房は城南の聚宝門(中華門)付近に集中していた。また南京には国子監が設けられていたが,そこでは書物が大量に印刷され(南監本),国内印刷業の中心となった。長江中流域より筏で流す木材を材料とする造船業も重要な産業の一つで,官船はここで造られた。…

※「南監本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」