南蛮外科(読み)なんばんげか

世界大百科事典(旧版)内の南蛮外科の言及

【手術】より

…すなわち,伝道の一環として宣教師たちは医療行為を行ったが,とくに医師としての活躍で有名なのがL.deアルメイダである。彼らによりキリスト教とともに南蛮外科が日本に入ってきたのである。しかし,ほどなくキリスト教の禁止,鎖国令の実施により,ポルトガル,スペインの南蛮外科はすたれ,わずかに長崎の出島を通じてオランダ流の外科(当時の人は紅毛外科とよんだ)だけが細々と命脈を保つようになった。…

※「南蛮外科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android