南蛮紅毛料理(読み)なんばんこうもうりょうり

世界大百科事典(旧版)内の南蛮紅毛料理の言及

【西洋料理】より

…この記述は,日本人が初めて見た西洋の食風俗であろう。その後,ポルトガル,スペイン(南蛮)の宣教師が来航するようになり,さらに17世紀初頭にはオランダ,イギリス(紅毛)人が平戸に商館を開いたため,キリシタン大名,貿易商人,蘭学者たちに南蛮・紅毛料理が伝わったが,やがて和食と混在して,てんぷら,ひりょうず,カステラタルトなどの日本独特の料理,菓子に変化した。オランダのターフル(正餐)料理も中国料理と折衷して卓袱(しつぽく)料理となり,長崎に残ったにすぎず,南蛮紅毛料理は当時の日本にさしたる影響をあたえなかった。…

※「南蛮紅毛料理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む