monocotyledons
従来の被子植物を二分する場合に双子葉類に対する一群。子葉は1枚,葉脈は平行脈,茎は不斉中心柱で,ふつう形成層を欠き,花は三数性。分子系統解析によると単子葉植物は基部双子葉植物群に起源しているので,進化関係を考えると,被子植物を双子葉類と単子葉類に二分することはできない。日本では化石として古第三紀以降の地層から見いだされ,タコノキ科・イネ科・カヤツリグサ科・ヤシ科・イグサ科・バショウ科・ユリ科などに属するものが多い。特にSabal・Smilaxなどは注目され,Pandanusの果実も発見されている。
執筆者:徳永 重元・塚腰 実
参照項目:双子葉類
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…種子植物の胞子体の個体発生において最初に形成される葉で,一般に2番目以後に形成される葉と異なった性質をもっている。単子葉類では1枚,双子葉類では2枚の場合が多いが,双子葉類には1枚のものから数枚のものまで例外的な場合もある。裸子植物では2~12枚と種によってさまざまであり,シダ植物の第1葉は第2葉以後と基本的に変わらないうえ,休眠状態で種子の形をとらないので子葉とはいわない。…
※「単子葉類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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