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単子葉植物 たんしようしょくぶつ monocotyledonae; monocots

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

単子葉植物
たんしようしょくぶつ
monocotyledonae; monocots

双子葉植物とともに被子植物を大きく2分する植物群で,種子が発芽する際に1枚の葉 (子葉) を出す (双子葉植物では2枚または2枚以上) 。世界中で約5万種が知られ,その大部分は草本である。単子葉植物と双子葉植物はイギリスの J.レイによって最初に区別された。

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デジタル大辞泉の解説

たんしよう‐しょくぶつ〔タンシエフ‐〕【単子葉植物】

被子植物の一群。子葉は1枚で、主に草本。ふつう茎には維管束が散在し、形成層がなく、茎や根は二次肥大成長を行わない。根は主にひげ根で、葉には平行脈があり、花の各部分は3またはその倍数が多い。イネユリランなど。単子葉類。→双子葉植物

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百科事典マイペディアの解説

単子葉植物【たんしようしょくぶつ】

被子植物を大きく二つに分けるとき,子葉の2枚ある双子葉植物に対して,子葉の1枚のものをいう。葉脈は互いにほぼ平行で,花を構成する各部分はたいてい3またはその倍数になっており,茎の横断面で見た維管束の配置は不規則であるなどの特徴がある。
→関連項目被子植物レイ

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栄養・生化学辞典の解説

単子葉植物

 胚の状態での子葉が1枚である被子植物の群.2枚である双子葉植物に対していう.

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世界大百科事典 第2版の解説

たんしようしょくぶつ【単子葉植物 Monocotyledoneae】

双子葉植物と並ぶ被子植物の二大区分の一つで,分類階級としては,ふつう綱のランクとされ,ユリ綱Liliopsidaとよばれることもある。子葉は1枚で胚軸に頂生し,幼芽は側生することで双子葉植物と異なる。発芽に際して,幼芽は子葉の筒状部を破って横に出る。幼根は発達せず,やがて不定根を出してひげ根となる。茎は不斉中心柱をもち,維管束は外木包囲型,またはそれへの明らかな傾向をもつ。ほとんどのものは形成層がなくて二次生長をせず,草本性であるが,ヤシ科やタコノキ科のように,茎は多年生で木本状にみえるものもある。

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大辞林 第三版の解説

たんしようしょくぶつ【単子葉植物】

被子植物の一綱。子葉が一枚の場合が多く、茎は髄をもち、不斉中心柱で、通常形成層を欠き、花の各部分は三の倍数からなる。葉は普通細長く平行脈をもつ。ユリ・ラン・イネ・カヤツリグサ・サトイモ・ヤシなど。単子葉類。 → 双子葉植物

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

単子葉植物
たんしようしょくぶつ

被子植物のうち、子葉の数が1個のものをいい、双子葉植物に対する分類群。単子葉植物のほとんどは草本性である。葉は葉柄と葉身に分化しないものが多いが、大形で葉身と葉柄の分化するものなどもあり、形態的には多様である。一次脈は平行脈、二次脈も双子葉植物のような網目状にならない。茎は不斉中心柱で、維管束形成層がない。ユリ目の一部以外には、茎や根の二次肥大成長はみられない。根は幼植物の時代に枯死し、主根は発達せず、かわりに不定根が発達してひげ根を生じる。花は三数性が基本型である。1個の子葉が頂生すると、そのわきに幼芽が側生する。単子葉植物は系統分類上ではまとまった植物群であり、離生心皮で水草化したオモダカ目を中心とする群、肉穂(にくすい)花序をもつサトイモ目、ヤシ目などを中心とする群、ユリ目から分化した多様性のある群の三群に分類できる。[杉山明子]

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世界大百科事典内の単子葉植物の言及

【被子植物】より

裸子植物とならぶ種子植物の二大区分の一つで,分類上,ふつう亜門とされるが,有花植物Anthophyta,またはモクレン植物Magnoliophytaとよばれて,門にされることもある。もっとも進化した植物群で,現在,双子葉植物単子葉植物に二大別され,約22万種が知られている。
[被子植物の多様性]
 被子植物は驚くほど多様性を示し,大きさでみてもミジンコウキクサのように1mmにみたないものから,ユーカリノキ属のように百数十mに達するものまで,これだけ違いのある生物群はほかにない。…

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