単球菌(読み)たんきゅうきん

世界大百科事典(旧版)内の単球菌の言及

【球菌】より

…大きさは直径0.3~3.0μmくらい。球菌は,分裂したのち直ちにばらばらに離れる単球菌だけでなく,分裂後も細菌どうしがくっついていて,特有の配列を示すものが多い。2個ずつ対をなす双球菌(肺炎双球菌),4個ずつになる四連球菌,連鎖球菌ブドウ球菌などはその例で,このような形態的特徴は菌種間の鑑別に役立つ。…

【細菌】より

…細菌のなかには,細胞分裂後に細菌どうしが離れずに,互いにくっつき合って配列するものがある。そのため,球菌では単球菌のほかに,双球菌,連鎖球菌,ブドウ球菌などの形状がみられ,杆菌では短杆菌や長杆菌のほかに,連鎖杆菌あるいはV字形やY字形などのように配列した形状のものなどがみられる。らせん菌は形がらせん状で,スピロヘータ類によく似ているがまったく異なるものである。…

※「単球菌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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