単離香料(読み)たんりこうりょう

世界大百科事典(旧版)内の単離香料の言及

【香料】より

… 精油成分は,(C5H8)nの組成をもつものやセスキテルペン炭化水素,およびそれらの含酸素化合物,芳香族アルデヒド,フェノール類,脂肪族アルコール,脂肪族カルボニル化合物からなる。精油の構成成分から主成分を蒸留法などで単離して用いる場合もあり,これを単離香料または抽出香料とよぶ。現在用いられている単離香料には,アネトール(スターアニス油中に存在),オイゲノール(丁子油),ゲラニオール(ゼラニウム油),シトロネロール(シトロネラ油),lメントール(ハッカ油)などがある。…

※「単離香料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む