世界大百科事典(旧版)内の単馬令の言及
【リゴール】より
…マレー半島中央部東海岸にあり,タイ語の正式名ナコーンシータマラートNakhon Si Thammarat(ナガラスリダルマラジャNagara Sridharmarajaとも呼ばれた)は,1292年の〈ラーマカムヘン王碑文〉に初出する。スマトラ島のスリウィジャヤ王国の属領のタンブラリンガ(中国史料の〈単馬令〉)はこの付近に比定されている。13世紀,スコータイにタイ族の国家が成立するとその朝貢国となり,14世紀中葉に同じくアユタヤが勃興するとこれに服属,首都アユタヤに金銀樹の定期的献送を行った。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」