世界大百科事典(旧版)内の印税率の言及
【印税】より
…著作物の出版において,出版契約に基づき出版者から著作権者に対して支払われる経済的報酬の一種で,一定の単価を基礎に出版物の発行部数あるいは実売部数に応じて支払われる著作権の使用料。印税の単価と出版物の定価との比を印税率という。印税方式による著作権使用料の支払いは,出版者にとってはみずからの出版計画に応じて経済的責任を負い,著作権者にとっては出版による利益に応じて報酬を確保できる合理的な方法であり,出版が比較的長期間継続するような書籍に適合している。…
※「印税率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」