卵丘(読み)らんきゅう

世界大百科事典(旧版)内の卵丘の言及

【性器】より

…卵胞腔の中の液(卵胞液)はしだいに増加し,周囲の卵胞上皮細胞も増加を続けて,グラーフ卵胞は直径2cmにも達する。一方,卵母細胞は,グラーフ卵胞の成熟につれて,その片すみに押しやられ,卵胞上皮細胞でおおわれた卵丘をなして卵胞腔に突出する。また卵母細胞は周囲から栄養を吸収して,直径100μmを超える大きさに成長する。…

※「卵丘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android