卵管采(読み)らんかんさい

世界大百科事典(旧版)内の卵管采の言及

【性器】より

…子宮口の近くは細くなっていて峡部とよばれる。腹腔口はラッパのように広がったうえに,ふさ状に深くきれこんで卵管采となり,また腹腔口に近いところの太い部分は膨大部とよばれる。卵管の粘膜は複雑なひだを作っているので,内腔はせまい迷路状になっている。…

【卵管】より

…卵管は子宮口側は細いが,腹腔口側はしだいに太くなり,端のところがらっぱ状に広がり,しかも深い切れ込みが入っている。ここを卵管采(さい)といい,腹腔口近くの太くなった部分を卵管膨大部と呼び,受精はこの膨大部で起こるという。卵管の壁は内側から外側に向かって,粘膜,筋層,漿膜(腹膜)からなる。…

※「卵管采」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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