卵胞膜黄体細胞(読み)らんぽうまくおうたいさいぼう

世界大百科事典(旧版)内の卵胞膜黄体細胞の言及

【黄体】より

…この血液はまもなく吸収され,卵胞を囲んでいた内卵胞膜細胞theca interna cellと卵胞内に充満していた顆粒膜細胞granulosa cellが増殖して黄色みを帯びた黄体細胞となり,黄体を形成する。前者に由来する細胞を卵胞膜黄体細胞theca lutein cell,後者に由来する細胞を顆粒層黄体細胞granulosa lutein cellとよぶ。両者ともステロイド分泌細胞の特色をもつ。…

※「卵胞膜黄体細胞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android