原始心像(読み)げんししんぞう

世界大百科事典(旧版)内の原始心像の言及

【元型】より

…彼は分裂病者の幻覚や妄想が,正常者の夢や空想,神話・伝説・昔話などときわめて類似性の高いイメージや主題を持つことに気づいた。このような類似が時代や文化の差を超えて普遍性をもつのは,人類共通の普遍的無意識が存在するからと考え,そのようなイメージをブルクハルトの用語を用いて,〈原始心像urtümliches Bild〉と呼んだ。その後,そのような普遍性の高いイメージを産出する普遍的無意識内に,元型の存在を仮定するようになった。…

※「原始心像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む