原子周波数標準器(読み)げんししゅうはすうひょうじゅんき

世界大百科事典(旧版)内の原子周波数標準器の言及

【原子時計】より

…その結果,67年の国際度量衡総会において,セシウム原子の基底状態の二つの準位間の遷移による放射の9 192 631 770周期を1秒とする新定義が採択され,現在に至っている。この定義を実現する一次標準器は10-13の正確さであり,通常,原子周波数標準器と呼ぶ。一方,同じ原理で小型軽量に製作され,標準周波数を発生するとともに時計機構も内蔵した名実ともに原子時計と呼べる装置が開発され,商品として販売されている。…

※「原子周波数標準器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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