《原子構造とスペクトル線》(読み)げんしこうぞうとすぺくとるせん

世界大百科事典(旧版)内の《原子構造とスペクトル線》の言及

【ゾンマーフェルト】より

…13年に量子論の発展がN.H.D.ボーアの水素原子の理論として現れると,彼はボーア理論を拡張して原子の問題に対し基本的な計算式を確立した。また,ゼーマン効果の量子論的扱いをP.デバイとともに研究し,それらの成果は《原子構造とスペクトル線》(1919)にまとめられ,前期量子論の発展に重要な貢献をした。彼の研究室からは,W.パウリやW.K.ハイゼンベルクなどの優れた後継者が輩出した。…

※「《原子構造とスペクトル線》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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