原子軌道法(読み)ゲンシキドウホウ

化学辞典 第2版 「原子軌道法」の解説

原子軌道法
ゲンシキドウホウ
atomic orbital method

[別用語参照]原子価結合法

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の原子軌道法の言及

【原子価結合法】より

…その後この理論はスレーターJohn Clarke Slater(1900‐76)やL.C.ポーリングにより多原子分子にも拡張されたので,彼らの名前の頭文字をとってHLSP法とも呼ばれている。この理論では,分子内の価電子は個々の原子に固有な原子軌道に属している状態に近いものと考えられるので,この理論は原子軌道法atomic orbital method,略してAO法とも呼ばれている。これに対し,分子軌道法(MO法)では,価電子は個々の原子軌道から離れて,分子全体に広がる分子軌道に属していると考えることから出発している。…

※「原子軌道法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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