原富太郎(読み)はら とみたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原富太郎」の解説

原富太郎 はら-とみたろう

原三渓(はら-さんけい)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の原富太郎の言及

【コレクション】より

…明治時代後期に至って日本の資本主義が成長すると,実業家の中からコレクターが現れた。こうした中で特筆すべきは益田孝,原富太郎,根津嘉一郎,岩崎弥之助,小弥太親子らである。三井財閥をとりしきった益田孝(鈍翁,1848‐1938)は茶人としても知られ,仏教美術,古書画,茶道具の膨大で質の高い収集をなした。…

【三渓園】より

…地域内もいくつかの谷が刻まれ,この自然の山と谷を生かして,低地に池を掘り中島をきずくものの,人工の目立たない庭園である。横浜を中心に活躍した実業家また美術収集家,茶人でもあった原富太郎(号は三渓,1868‐1939)がつくったもので,外苑と内苑に分かれ,内苑には旧紀州徳川家別業の臨春閣,二階楼閣をもつ聴秋閣,茶室春草蘆等の三渓の収集になる重要文化財建築がある。外苑は1906年5月竣工,同時に一般に公開された。…

※「原富太郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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