原小脳(読み)げんしょうのう

世界大百科事典(旧版)内の原小脳の言及

【小脳】より

…小脳の部分的損傷による運動障害は一時的なもので,しばらくすると消失するが,これは損傷を免れた小脳組織の代償作用によるもので,小脳神経回路のシナプス可塑性の現れとみられる。【伊藤 正男】
【動物の小脳】
 脊椎動物の小脳は,系統発生的に初めは原小脳と古小脳から構成され,陸上生活への移行に伴って,情報量が増えるにつれ,新小脳が付加される。小脳は円滑で,複雑な筋運動,姿勢保持のための相関中枢となる。…

※「原小脳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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