原汗(読み)げんかん

世界大百科事典(旧版)内の原汗の言及

【汗】より

…1920年ころになって,久野寧がモンゴル地方に自生するマオウの発汗作用の研究をきっかけとして,系統的に広範な研究を重ねた結果,発汗機能について多くの基本的事実が見いだされ,発汗生理学が初めて学問的に体系づけられるに至った。
[汗腺と発汗]
 汗腺は小さな管状腺で,その分泌部は深層の真皮層内にあり,そこで作られた汗(原汗という)は導管を通って皮膚表面に運ばれ蒸発する。汗腺にはアポクリン腺(大汗腺)とエクリン腺(小汗腺)の2種がある。…

※「原汗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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