原猿亜目(読み)げんえんあもく

世界大百科事典(旧版)内の原猿亜目の言及

【霊長類】より

…食虫目に類似の動物から分化し,樹上生活を通じて適応放散した一群と考えられている。 霊長目は,原猿亜目Prosimiiと真猿亜目Anthropoideaの2亜目に分けられ,前者はさらにキネズミ下目Tupaiiformes,メガネザル下目Tarsiiformes,ロリス下目Lorisiformes,キツネザル下目Lemuriformesの4下目に,また後者はオマキザル上科Ceboidea,オナガザル上科Cercopithecoidea,ヒト上科Hominoideaの3上科に分けられる。 科のレベルで見ると,原猿はツパイ科(キネズミ科)Tupaiidae,メガネザル科Tarsiidae,ロリス科Lorisidae,アイアイ科Daubentoniidae,キツネザル科Lemuridae,インドリ科Indriidaeの6科に,また真猿はキヌザル科Callitrichidae,オマキザル科Cebidae,オナガザル科Cercopithecidae,ショウジョウ科Pongidae,ヒト科Hominidaeの5科に分けられる。…

※「原猿亜目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android