世界大百科事典(旧版)内の原発性月経困難症の言及
【月経困難症】より
…月経に随伴するさまざまな不快な症状を含めた一種の症候群で,骨盤痛,下腹痛,腰痛,悪心,嘔吐,下痢,不快感,緊張などの症状が,月経開始と同時に,またはその直前に開始し,月経終了前に消失するのが特徴である。臨床的に原発性月経困難症と続発性月経困難症の二つに分類される。前者は本態性ないし機能性月経困難症ともいわれ,種々の検査でも骨盤内に器質的病変がなく,最近では,子宮内膜でのプロスタグランジン産生亢進が原因と考えられている。…
※「原発性月経困難症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」