厠溷中鬼(読み)しこんちゅうき

世界大百科事典(旧版)内の厠溷中鬼の言及

【糞】より

…アフリカのバクツ族のように,女性が家畜の糞や粘土を油で練って全身に塗り,臭気ただよう陰部を男性に見せて求愛し,男がこれに性欲をそそられるというのは性風俗の際だった違いと映るが,もともと哺乳動物の性器は肛門の近くにあって,性器のにおいと糞便のにおいは混じり合うから,人間の糞便愛好もあながち異常と断じきれない。 性的な意味でなくその不浄を忌んで食べることを避ける例には,ニュージーランドの原住民が糞とハエ(蠅)を常食とする者はその魂が死後楽土にいけぬと信じた話や,仏教には厠溷中鬼(しこんちゆうき)や噉人屎尿鬼(たんじんしにようき)のような悪鬼,餓鬼の話がある(《大灌頂神呪経》)。《酉陽雑俎(ゆうようざつそ)》によれば,糞を食べる厠鬼(しき)の名は頊天竺(きよくてんじく)(または笙(しよう))という。…

※「厠溷中鬼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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