世界大百科事典(旧版)内の厳又陵の言及
【厳復】より
…中国,清末から民国時代初の啓蒙思想家,翻訳家。字は又陵(ゆうりよう),号は幾道,晩年は瘉壄(ゆや)老人と号した。福建省侯官(閩侯(びんこう))県の人。1871年(同治10),福州船政学堂で航海術を学んで卒業,77年(光緒3),イギリスに留学,ポーツマス大学,グリニッジ海軍大学で海軍に必要な科学技術知識を習得した。しかし,このときから近代的軍事技術を支えている西欧の政治経済や哲学に強い関心を寄せていた。…
※「厳又陵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」