叉骨(読み)さこつ

最新 地学事典 「叉骨」の解説

さこつ
叉骨

furcula

一対の鎖骨が癒合し一体となった,鳥類一部の非鳥類獣脚類でみられる肩帯を構成する骨の一つ軟骨結合組織でつながっている場合もある。エミューを除き,走鳥類では叉骨は失われている。羽ばたきに応じてバネのようにしなることで,羽ばたきの効率を上げる効果や,気嚢の空気循環を促し呼吸を助けるといった効果があるといわれている。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 始祖鳥

世界大百科事典(旧版)内の叉骨の言及

【肩帯】より

…鳥類では左右の鎖骨が間鎖骨を介して正中部で連結融合し,1個のV字形の骨になる。これを叉(さ)骨,暢思(ちようし)骨(ウィッシュボーン)などとよぶ。 哺乳類では,爬虫類と同様の肩帯をもつ単孔類を除き,構成骨の数がさらに減少する。…

※「叉骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む