世界大百科事典(旧版)内の双対順序の言及
【順序関係】より
…実数の大小関係,集合の包含関係などには一つの共通した性質がある。すなわち≽,または≧という関係を抽象的に⊵で表すことにすると, a⊵a ……反射法則 a⊵b,b⊵a ⇒ a=a ……反対称法則 a⊵b,b⊵c ⇒ a⊵c ……推移法則 という3条件を満たす。このようなものを順序関係,または単に順序という。順序関係の与えられた集合を順序集合という。実数の場合と集合の包含関係の大きな違いは,実数の場合は,二つの実数の間に必ず大小関係があることである。…
※「双対順序」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」