すべて 

反対物の一致(読み)はんたいぶつのいっち

世界大百科事典(旧版)内の反対物の一致の言及

【ウロボロス】より

…世界創造が全にして一であることを示す象徴図として,天地創成神話やグノーシス派で用いられた。終末が発端に帰る円運動,たとえば永劫回帰や,陰と陽のような反対物の一致など,意味する範囲は広い。錬金術では,宇宙の万物が不純な全一(原物質)から出て変容を重ねた後,純粋な全一(賢者の石)に回帰する,創造・展開・完成と救済の輪を示すのに使用された。…

※「反対物の一致」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む