世界大百科事典(旧版)内の反対送致の言及
【国際私法】より
…もし,このイギリス人が日本に住所をもつと認められるならば,いったいどちらの国法を準拠とすべきかが疑問となろう。問題を本国に送り込み(送致Verweisung)その解決するところにゆだねたものの,本国では逆にそれを日本に送り返してきた(反転あるいは反対送致)という事態である。すなわち抵触法自体が内外で抵触している情況である。…
※「反対送致」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」