反射癲癇(読み)はんしゃてんかん

世界大百科事典(旧版)内の反射癲癇の言及

【癲癇】より

…数時間から数日間続き,対応する部位の脳波に棘波や棘徐波を連続してみることがある。
[反射癲癇]
 癲癇発作を生ずる焦点(癲癇原焦点)が感覚野にあり,感覚刺激で焦点が賦活され,発作が起きるのを反射癲癇といい,強直間代痙攣を示す光原性癲癇(木の間をもれる日光などによってひき起こされる)やテレビ癲癇(テレビによってひき起こされる),複雑部分発作を示す音原性癲癇(特定の音や音楽などによってひき起こされる)などがある。テレビや音楽などに熱中するという精神的な要因も促進的に関与する。…

※「反射癲癇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」