世界大百科事典(旧版)内の反復設計の言及
【認知工学】より
…ユーザーの認知的過程について豊富な情報を得るために,言語プロトコル分析を利用することも多い。現時点では,このユーザビリティテストの分析結果から新たなデザイン案を提案し,その提案に基づく人工物で再度テストを行うという反復設計iterative designが最も確実に一定の〈使いやすさ〉を保証する方法と考えられている。しかしその有益性は明らかであるものの,認知工学の専門知識・技能を必要とすること,および時間と分析コストが大きいために,すべての製品についてこの方法を適用することができないことが問題となっている。…
※「反復設計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」