世界大百科事典(旧版)内の反洋教運動の言及
【仇教運動】より
…1860年前後から義和団運動の前夜にかけて中国各地で発生したキリスト教排撃の運動=反洋教運動をいう。北京条約でキリスト教伝道が全面的に解禁されたあと,中国内地に進出したカトリック(天主教),プロテスタント諸派(基督教)は,いたるところで中国官民の敵意に遭遇し,宣教師殺傷,教会破壊,信者迫害などの教案(宗教関係の刑事事件のこと,清朝末期ではほとんどが仇教事件であった)が続発した。…
※「反洋教運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」