取効的訴訟行為(読み)しゅこうてきそしょうこうい

世界大百科事典(旧版)内の取効的訴訟行為の言及

【訴訟行為】より

…同様に請求棄却判決の申立て,上訴棄却の申立ては防御であって,防御方法ではなく,訴え・反訴を排斥するための陳述(請求原因の否認および抗弁等)は防御方法である。 訴訟行為は訴訟における機能の態様から,取効的訴訟行為と与効的訴訟行為に大別できる。前者は裁判所または他の裁判所の機関(たとえば,裁判所書記官)に対し一定の裁判(または司法活動)を求める行為および裁判を理由づける資料を提出する行為であり,裁判その他の裁判所等の行為をとおしてはじめて意義をもつ点に特徴がある。…

※「取効的訴訟行為」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android