世界大百科事典(旧版)内の取引所法の言及
【大阪三品取引所】より
…この結果,輸入綿花の作柄の豊凶,綿製品輸出市場の動向など変動要因が多くなり,関連業者の間に取引の安全,円滑を図る場を求める動きが徐々に強まっていった。このため,1893年3月の取引所法公布(従来の米商会所条例,株式取引所条例,取引所条例は廃止)をきっかけに綿糸,綿花,木綿上場の機運が強まり,94年2月〈株式会社大阪糸,綿,木綿取引所〉を設立(農商務省所管),まず綿糸20番手を上場して同年立会を開始した。これが〈三品〉の名の起りで,1901年には〈株式会社大阪三品取引所〉と改称している。…
※「取引所法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」