取替原価会計(読み)とりかえげんかかいけい

世界大百科事典(旧版)内の取替原価会計の言及

【インフレーション会計】より

…かつて,第1次大戦後のドイツでは,一定単位の金の価格を修正基準とし,マルクの金額を金マルクに修正したが,一般的には,1930年代にアメリカのスウィーニーH.W.Sweeneyにより提唱された,修正基準として貨幣の一般購買力を示す指数(小売物価指数,生計費指数など)を用いる方法が考えられてきた。しかし,インフレが激化した60年代以降,個別企業への個別的影響を重視し,修正基準として測定時点の個別財貨の購買力指数を用いるカレント原価会計や個別財貨の実際取替原価を用いる取替原価会計の重要性が,イギリスやアメリカで主張されるようになり,その制度的導入をめざして検討がなされている。ただし現段階では,実験的レベルであり,カレント原価会計による修正情報は補足情報の位置にとどまる。…

※「取替原価会計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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