世界大百科事典(旧版)内の取水ぜきの言及
【せき(堰)】より
…しかし,高さが15m以上のものや,土砂を堆積させる目的のもの(砂防ダム)はダムと称し,それ以外のものを一般にせきと呼んでいる。せきの目的には,用水の取水,舟運のための水位・水深の確保,河川の分派点における流量調節,河口部における塩水遡上(そじよう)の防止・高潮防御などがあり,その目的に応じて取水ぜき,分水ぜき,潮止めぜき,防潮ぜきなどに区分される。しかし,二つ以上の目的を兼用するせきも多い。…
【頭首工】より
…用水路の頭首に設置される工作物であることからこの名称が用いられる。通常,取水ぜきと取入口から構成されている。灌漑地区へ送水するのに必要な水量と水位を取入口で安定して確保できるよう取水ぜきを設ける。…
※「取水ぜき」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」