世界大百科事典(旧版)内の取退無尽の言及
【賭博】より
…この方法によると,毎回の講日に落札した者はその後の掛金を払わなくてもよく,くじに当たって落札できると,当日の掛金総額を一時に手にすることができた。この方法は落札すると講に出席しなくてもよいので取退無尽(とりのきむじん)と呼ばれた。また頼母子講と名付けてただ一度だけ集まり,くじに当たって落札した者が全員の掛金を得て解散するということも行われた。…
※「取退無尽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」