受験地獄(読み)じゅけんじごく

世界大百科事典(旧版)内の受験地獄の言及

【学歴社会】より

…学歴の重要性が増すとともに,学校教育の機会は絶えず拡大され,開放されてきた。にもかかわらず,いやそれゆえにこそ,より高い学歴の獲得を目ざす競争は激しさを増す一方であり,多くの国で受験地獄が深刻な問題になりつつある。また学校で習得した知識・技術の水準や内容の指標にすぎない学歴が,目覚ましい技術進歩の現実にもかかわらず,一生,人々の能力評価の尺度とされ,さらに広く社会的な評価や序列づけの指標として使われること(学歴の新しい身分化)に対する強い批判も多くの国で聞かれる。…

※「受験地獄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む