口開間(読み)くちあけあい

世界大百科事典(旧版)内の口開間の言及

【アイ(間)】より

…《鉢木》《土蜘蛛》など。以上4種のほかに,一曲の最初に出て開演の糸口を与える〈口開(くちあけ)間〉が《鶴亀》《邯鄲》などに,ワキに名所を教える〈教エ間〉が《松風》《善知鳥(うとう)》などに,シテ・ワキ・ツレなどと交渉をもって筋の進展に加わる〈アシライ間〉が《安宅(あたか)》《道成寺》などにある。能の曲目によりアイの出ないものもあり,また,〈教エ間〉と〈語リ間〉というように一番の能に2種以上のアイが出るものもある。…

※「口開間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む