《古代神像》(読み)こだいしんぞう

世界大百科事典(旧版)内の《古代神像》の言及

【アレゴリー】より

…B.ピットーニの《標章図像集》(1568)は,ローマ教皇やイタリアの名門の標章を収集する。また,L.G.ジラルディの《異教の神々の歴史》(1548),N.コンティの《神話》(1551),V.カルターリの《古代神像》(1556)などは,それぞれ十数版を重ねた神話学の書であるが,文学や芸術のアレゴリーの普及に大いに貢献し,人文主義者の書斎や芸術家の工房に必須の提要書として常備された。16世紀に続出したエンブレマータの出版後,アレゴリーの歴史でもっとも重要な文献,リーパCesare Ripa(1560ころ‐1620ころ)の《イコノロジア》(1593初版)がローマで上梓された。…

※「《古代神像》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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