古典ギリシア語(読み)こてんぎりしあご

世界大百科事典(旧版)内の古典ギリシア語の言及

【ギリシア語】より

…そこでその解読にはしばしば不明瞭な点が残るが,その反面歴史時代のギリシア語には一部の方言を除いて消失したwの音の存在や,ラテン語のquに相当する音が独立して表記されているなど,ホメロス以前のギリシア語の一面が認められる。
[古典ギリシア語]
 前8世紀ころから始まる歴史時代の最初の文献は,いうまでもなくホメロスの二大叙事詩である。ギリシアに侵入したインド・ヨーロッパ語族には二つの大きな波があり,それが歴史時代の東西2方言になってあらわれている。…

※「古典ギリシア語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む