《古小説鈎沈》(読み)こしょうせつこうちん

世界大百科事典(旧版)内の《古小説鈎沈》の言及

【志怪小説】より

…すなわち当時の人々は,こうした記録を通して,怪異の現象に真剣に相対し,その意味を探求しようとしていたのである。《捜神後記》《異苑》などのほか,主要な作品は魯迅《古小説鈎沈》に収められている。この志怪小説によって文字に定着された多くのモティーフが,虚構を加味されて,唐の伝奇小説(伝奇),さらに後代の小説や戯曲に引き継がれてゆく。…

【法苑珠林】より

…同僚の道宣の著作《続高僧伝》(645撰),《広弘明集》(664撰)等と密接な関連があり,道宣の著作の索引的役割を持つ。なお魯迅は本書と《太平広記》をおもなよりどころとして《古小説鈎沈》を編纂した。【勝村 哲也】。…

※「《古小説鈎沈》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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