世界大百科事典(旧版)内の《古文真宝後集諺解大成》の言及
【古文真宝】より
…中国におけるよりも主として日本で流行し,室町時代に伝来して五山の学僧に愛読されて以来江戸時代の初期まで,特に後集がもてはやされた。それ以降は《文章軌範》《唐宋八家文》と併用され,古文学習書における独占的地位にやや衰えが見られるが,林羅山・鵜飼石斎の《古文真宝後集諺解大成》をはじめ,多くの注釈書がある。中国詩文に対する常識を養った書物として重要である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」