古表神社(読み)こひょうじんじゃ

世界大百科事典(旧版)内の古表神社の言及

【人形浄瑠璃】より

文楽【斎藤 武】
【人形の操法と仕掛の変遷】
 大江匡房(1041‐1111)の《傀儡子記(くぐつき)》によると,日本の人形芝居は中国から輸入された傀儡子(くぐつ)まわしが起源とされる。福岡県の古表神社,大分県の古要神社に残る相撲人形に古形を見ることができる。世界の人形劇の操法には(1)手遣い,(2)指遣い(ギニョル),(3)糸操り(マリオネット),(4)棒遣い,(5)幻灯人形,(6)からくり人形,(7)写し絵の七つがあるが,人形浄瑠璃に用いられるものは手遣いで,日本独特の操法といわれる。…

※「古表神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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